はじめに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。

ヨハネによる福音書

俺たちの現実を創るもの、それは言葉だ。

日本でも、昔から「言霊」という表現があるように、「言葉」にはあなたが意図する以上の想像を絶する力が秘められている。

あなたの目の前にある現実は、あなたが見て、聞き、感じ、嗅いで、味わうものを、あなたが言葉を使って表現することによって作られている。

「日本一の商人」として知られる斎藤一人さんは、その一連の著書の中で、このことを【地獄言葉】と【天国言葉】という面白い表現を使って巧妙に説明している。

【地獄言葉】を代表するものは、
「不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句・心配事」などのネガティブな言葉。

対して、【天国言葉】を代表するものは、
「ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、しあわせ、ありがとう、ゆるします」 などのポジティブな言葉。

最初に説明したように、俺たちの現実を作り出しているのは俺たち自身が使う「言葉」である。

【地獄言葉】を使っていると、さらに厭なこと、心配事、ピンチ、危機、不幸、などといった悪いことを、次から次へと自分の身に引き寄せてしまう。

【天国言葉】を使っていると、さらにイイこと、楽しいこと、嬉しいこと、チャンス、幸運、などといった良いことを、次から次へと自分の身に引き寄せられる。

だから、【地獄言葉】を使うことを止め、【天国言葉】を使うようにシフトしていこう、というのが、斎藤一人さんが提唱する理論だ。

素晴らしいアイディアだと思う。

…が、しかし。
俺は【天国言葉】に関して、どうしても腑に落ちないことがある。

俺が普段から、プライベートで使っている言葉の強烈な影響力に比べれば、【天国言葉】の力が非常に微々たるものに感じてしまうからだ。

そこで俺は、【天国言葉】のさらに一歩先をいく言葉のコレクションを提唱し、これを【極楽言葉】と名付けることにした。

以下に、【極楽言葉】の一例を記す。

  • 楽しい → 「ハチャメチャエキサイト」
  • しあわせ → 「うるぉお! 世界は俺のモノだった!」
  • ありがとう → 「オマエ最高! ほっぺにチューしてあげる!」
  • ついてる → 「俺は神サマに取り憑かれてる」
  • 気持ちイイ → 「やっべぇ! 逝っちゃいそう!」
  • カワイイ → 「ギザ カワユス」
  • 超ウレシイ → 「ギガント トゥルットゥー」

エクスタシーやオーガズム、ありとあらゆる快楽に満ちた俺の現実は、こうして作られている。